193センチの大型スイマーが全国制覇を狙う

競泳

松田隼人(静岡市立3年)が、その長身を生かした迫力ある泳ぎで注目を集めている。7月に行われた東海高校総体では、男子50メートル自由形で23秒13の記録をマークし、大会記録に0.07秒差まで迫った彼は、自己記録を0.10秒更新。全国の表彰台(3位以内)を射程に捉えた。

松田は昨年の全国総体で予選敗退に終わったが、その敗戦をバネに今年は50メートル22秒台での優勝を目指すと力強く宣言している。

長身を生かしたスケールの大きな泳ぎが松田の持ち味であり、特に後半の伸びが強みとされる。背泳ぎ専門から自由形に転向し、徐々に頭角を現した。

苦難も彼の成長を支えた。3度の肺気胸を克服し、短距離種目に絞る決断をした。ヨガや呼吸法を取り入れることでメンタルと体を整え、好成績につながっている。

現在、高校男子50メートル自由形ランキングで4位に位置する彼は、「チャレンジャー精神で臨みたい」と意気込む。長身や泳ぎの特徴を生かして、金メダルを狙いに北の大地へ挑戦する松田隼人。今季ランク上位で全国を迎える前向きな姿勢と、まだまだ成長の余地を感じさせる姿勢に注目が集まっている。

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