日本競泳界に揺れる不満の声、代表選手と水連が協議

　競泳日本代表選手の強化体制の不満が波紋を広げている。日本水泳連盟は、この問題を収束させるため、15日に都内で選手とスタッフのミーティングを実施。

　世界水泳出場のエース選手である入江陵介主将や大橋悠依、池江璃花子も参加し、今後の方針や反省点について議論が行われたようだ。

　また、五十嵐千尋選手はSNS上で、日本水連のアスリートファーストの姿勢が失われているとの意見を投稿しており、今回のミーティングではその点についての意見交換が行われたようだ。

　この問題は、日本の競泳界にとって重要な時期に発生しており、世界選手権の成績不振やコーチの辞退などが背景にある。来るべき杭州アジア大会やパリオリンピックに向けて、選手と連盟の協力が不可欠。競泳界の内紛を解消し、再び一体感を築くことができるか。