世界水泳連盟、競泳ワールドカップで初の「オープンカテゴリー」導入

海外

ドイツ・ベルリンで今年10月6日から8日にかけて開催される競泳のワールドカップ(W杯)において性別や性自認に関わらず、出生時の性とは異なるトランスジェンダーの選手も含めて「オープンカテゴリー」が初めて設けられることがわかった。

競泳界では初めての試みとなる「オープンカテゴリー」は、これまで性別に基づいて区別されていたカテゴリーの枠を超え、トランスジェンダーの選手も自身の性自認に従って参加できる環境が整うことになる。

オープンカテゴリーの対象種目は50メートルと100メートルの競泳種目。競技はタイム決勝方式で行われ、各国・地域の水泳連盟に所属することが参加条件とされている。

世界水泳連盟は、この新たな試みによって多様性と包括性を尊重し、より広範な選手層が参加できる環境を提供する意向を示している。今回の決定は、競泳界における前例になるものであり、今後のスポーツ界全体にも影響を与える可能性があるだろう。

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