オーストラリア水泳界、除名の危機に コンプライアンス問題で

海外

オーストラリア水泳連盟がコンプライアンアス問題で国際水泳連盟から会員資格を剥奪される可能性があると海外メディアが報じた。オーストラリア水泳連盟は、国際水泳連盟憲章の複数の項目に違反していると指摘されている。

国際水泳連盟憲章では、国内競技団体の選手委員会の全20人のメンバーが議会で1票を持つことが定められている。しかし、オーストラリア水泳連盟は、3回のオリンピック出場者であり、複数回の短水路世界チャンピオンであるマシュー・ダンを、理事会や総会で投票権を持つ名誉職員として認めていない。決定権を持つ立場にあるにもかかわらず役割が存在しないということだ。

また、世界水泳連盟は、オーストラリア水泳連盟の商業パートナーであるオーストラリア水泳協会と水泳コーチ・教師協会が、スイミングオーストラリアの投票メンバーであることに関して、利害関係の衝突が生じる可能性があると懸念を示した。これらの団体は、オーストラリア水泳連盟から資金援助を受けており、その影響力を行使することができるという。

オーストラリア水泳連盟がこれらの問題改善が急務だ。特別総会を招集し、国際水泳連盟憲章に沿った新しい憲法を採択するかどうかをメンバーに投票させる予定。

先月の世界水泳では大会最多13個の金メダルを獲得したオーストラリア。今後開催される予定の国際大会への出場資格に影響する可能性がある。

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